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既存の Google Workspace アカウントを使用してメールを追加する

すでに Google Workspace アカウント (旧 G Suite) をお持ちの場合は、次の手順に従って WordPress.com のドメインに接続します。

Google Workspace を自動で設定する

Google Workspace を設定するには、DNS レコードと呼ばれる情報をドメインに追加する必要があります。これらのレコードにより、ドメインのメールアドレスを使用してメールを送受信できます。

各 DNS レコードを手動で追加する代わりに、1つの認証 TXT レコードを追加するだけで、残りは自動処理されます。

認証 TXT レコードを追加する

次の手順で認証 TXT レコードを追加できます。

  1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
  2. 「アップグレード」「ドメイン」 (または WP 管理画面を使用している場合は「ホスティング」「ドメイン」) の順に移動し、Google Workspace を設定するドメインをクリックします。
  3. 「DNS レコード」パネルをクリックし、「管理」ボタンをクリックします。
ドメインの「DNS レコード」パネルと「管理」ボタン。
  1. 一番下までスクロールし、「メール設定」パネルをクリックして「Google Workspace」タブを表示します。
Google Workspace TXT 認証レコードを追加するためのテキストボックス。
  1. 認証 TXT レコードをコピーして「google-site-verification=...」ボックスに貼り付けます。必要となる正確なレコードは、以前に Google でドメインを認証したことがあるかどうかによって異なります。
    • ドメインがすでに Google で認証されている場合は、次の TXT レコードをコピーして貼り付けることができます。
      google-site-verification=rXOxyZounnZasA8Z7oaD3c14JdjS9aKSWvsR1EbUSIQ
    • ドメインがまだ Google で認証されていない場合は、「TXT レコードを使用してドメインを確認する」Google サポートガイドの手順に従って、Google 管理コンソールから特定の認証 TXT レコードをコピーできます。認証コードは次のようになります。
Google Workspace TXT 認証レコード。
Google Workspace 認証 TXT レコード – 「コピー」ボタンをクリックしてクリップボードにコピーします
  1. この認証 TXT レコードにより、必要なすべての Google Workspace DNS レコードがドメインに自動で追加されます。
  2. 「Google Workspace を設定」ボタンをクリックします。

「DNS レコード」セクションに、Google からの新しいレコードがいくつか表示されるようになりました。これらのレコードにより、ドメインからメールを送受信できるようになります。メール機能は数時間以内に開始されますが、すべてが正しく機能するまでに最大24時間かかる場合があります。

Google Workspace を手動で設定する

前のセクションの簡単な手順が機能しなかった場合は、次の Google Workspace DNS レコードを手動で追加できます。

Google Workspace DNS レコードを追加する

必要な DNS レコードを追加するには、次の手順に従います。

  1. サイトのダッシュボードで、「アップグレード」「ドメイン」 (または WP 管理画面を使用している場合は「ホスティング」「ドメイン」) の順に移動します。
  2. Google Workspace を追加するドメインをクリックします。
  3. 「DNS レコード」をクリックし、「管理」ボタンをクリックします。
  4. 右上にある「レコードを追加」ボタンをクリックします。
  5. フォームに以下の各レコードを入力し、「DNS レコードを追加」ボタンをクリックして各レコードをドメインに追加します。

Google Workspace MX レコードを追加する

まず、Google Workspace MX レコードを追加します。

2023年4月より前に Google Workspace にサインアップした場合は、次の5つの MX レコードを追加する必要があります。

タイプ名前処理をするドメイン優先順位TTL
MX(空白のまま)ASPMX.L.GOOGLE.COM1(そのまま)
MX(空白のまま)ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM5(そのまま)
MX(空白のまま)ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM5(そのまま)
MX(空白のまま)ALT3.ASPMX.L.GOOGLE.COM10(そのまま)
MX(空白のまま)ALT4.ASPMX.L.GOOGLE.COM10(そのまま)
2023年4月より前にサインアップした Google Workspace アカウントの DNS レコード

2023年4月以降に Google Workspace アカウントにサインアップした場合は、次の MX レコードを追加するだけで済みます。

タイプ名前処理をするドメイン優先順位TTL
MX(空白のまま)SMTP.GOOGLE.COM1(そのまま)
2023年4月以降にサインアップした Google Workspace アカウントの DNS レコード

完成した例を以下に示します。

Google Workspace MX レコードを追加する

Google Workspace SPF レコードを追加する

メールアカウントをスプーフィングやフィッシングから保護し、メッセージがスパムとしてマークされないようにするために、SPF レコードも追加する必要があります。SPF レコードは「TXT」タイプの DNS レコードを使用し、通常は「v=spf1」の値で始まります。

SPF TXT レコードを追加するには、次の手順に従います。

  1. 「タイプ」ボックスで「TXT」を選択します。
  2. 「 名前」ボックスはオプションであるため、空にしておきます。
  3. 「テキスト」ボックスに、「v=spf1 include:_spf.wpcloud.com include:_spf.google.com ~all」を追加します。
    • すでに SPF レコードがある場合は、レコード値の最後の ~all の前に include:_spf.google.com を追加するだけで済みます。
  4. 「DNS レコードを追加」ボタンをクリックして、 TXT レコードを保存します。

完成した例を以下に示します。

Google Workspace SPF TXT レコードを追加する。

DKIM レコードと DMARC レコードを追加する

次のレコードを追加する必要がある場合があります。

メール機能は数時間以内に開始されますが、すべてが正しく機能するまでに最大24時間かかる場合があります。

Google Workspace DNS レコードを復元する

デフォルトの Google Workspace DNS レコードを復元する必要がある場合は、次の手順に従います。

  1. ダッシュボードで、「アップグレード」「ドメイン」 (または WP 管理画面を使用している場合は「ホスティング」「ドメイン」) の順に移動します。
  2. Google Workspace のメールが関連付けられているドメイン名をクリックします。
  3. 「DNS レコード」をクリックし、「管理」ボタンをクリックします。
  4. 右上の「BIND ファイルをインポート」ボタンの横にある3つのドットをクリックし、「Google Workspace の DNS レコードを復元」を選択します。
右上にある省略記号メニューから「Google Workspace の DNS レコードを復元」オプションが選択されている DNS レコード画面。

「Google Workspace の DNS レコードを復元」オプションが表示されない場合:

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