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Jetpack のバックアップと復元

Jetpack バックアップはサイトのコピーを自動で作成するため、過去のある時点でのサイトの状態に正確に復元できます。

この機能は、WordPress.com Creator プランまたは Entrepreneur プランをご利用のサイトで使用できます。サイトでレガシープランをご利用の場合は、Pro プランでご使用いただけます。

バックアップされるデータの内容

次のデータがバックアップされます。

バックアップの頻度

Jetpack バックアップは通常、前回のバックアップから24時間後に毎日行われます。日時バックアップに特定の時間枠を設定することはできません。

サイトの変更内容が多い場合、バックアップは1日に何度も行われることがあります。

バックアップを使用するタイミング

バックアップは、次のような場合に使用すると便利です。

  • コンテンツが見当たらなくなり、投稿とページのリビジョンでは復元できない場合。
  • プラグインやテーマをインストールしたことによってサイトに不具合が生じ、バックアップが利用可能で、かつ、不具合の原因となるプラグインやテーマがわかっている場合。

プラグインとテーマはしばしばお互いに競合することがあるため、そのような場合は、バックアップに復元しても競合の可能性のある問題が解決されるとは限りません。プラグインとテーマの競合をチェックする方法は、こちらのガイドでも紹介されています。

サイトのバックアップを復元することによってコンテンツが失われる懸念がある場合は、最初にエクスポートしておけば、最新のコンテンツの外部バックアップを取っておくことができます。

バックアップへのアクセス

Jetpack のバックアップは、サイトのダッシュボードの「アクティビティログ」で確認できます。WordPress ダッシュボードで 「Jetpack」→「アクティビティログ」に移動します。

Jetpack アクティビティログ
アクティビティログにアクセスする

最新のバックアップのみを探している場合は、「Jetpack」→ 「バックアップ」をクリックします。サイトの最新のバックアップが表示されます。画面上部のナビゲーション設定で、以前の日付のバックアップに戻すこともできます。

「アクティビティログ」には、すべてのアクティビティのリストと、サイトの復元ポイントが表示されます。「アクティビティログ」からバックアップを復元する方法は以下のとおりです。

バックアップからの復元

WordPress.com サイトをバックアップから復元するには、「Jetpack」→「バックアップ」で使用するバックアップの日付を選択するか、「Jetpack」→「アクティビティログ」で日付の範囲とアクティビティの種類で絞り込んで、復元するバックアップを探します。

アクティビティログの画面。特定の日付範囲とアクティビティタイプ (バックアップと復元) で絞り込まれ、復元ボタンが枠で囲まれている。

使用するバックアップが見つかったら「復元」ボタンをクリックします。

次に、サイトのどの部分を復元するのかを尋ねられます。次の機能が含まれます。

⚠️

注意: バックアップを実行すると、ある時点以降に作成されたすべてのコンテンツや設定が上書きされて削除され、その結果、コンテンツや設定が失われることがあります。コンテンツが失われることに懸念がある場合のために、復元ポイント以降に作成されたコンテンツを保存するためのオプションの概要をまとめています。

「復元を確認」を選択すると、サイトの復元が開始されます。

完了すると、メール通知が届きます。

バックアップの完了には時間がかかる場合があります。サイトのサイズによっては数分から数時間かかります。

⚠️

プラグイン対応プランが期限切れまたは解約となった場合でも、30日以内であればサブスクリプションを再開して元のサイトを復元できます。それ以降はバックアップが消去され、アクセスできなくなります。コンテンツを別のホストに移行する予定がある場合は、アクセスできなくなる前にコンテンツのバックアップをダウンロードするようにしてください。

復元ポイント後に作成されたコンテンツを復元する

ページや投稿のコンテンツを変更した場合、復元するバックアップを選択する前に、コンテンツのコピーを作成できます。

「アカウント」で無料サイトを作成し、既存のサイトのコンテンツをインポートすることが可能です。その後、バックアップを復元して、以前無料サイトにコピーしたコンテンツをインポートできます。

無料サイトを作成するには、https://wordpress.com/start/ に移動して、カスタムドメインを選択する手順をスキップします。オプションが表示されたら、無料の WordPress.com のアドレスと無料プランを選択します。

その後、元のサイトで WordPress.com のエクスポートの手順を行い、別の WordPress サイトからインポートする手順を行って新しい無料サイトにコンテンツをインポートします。

元のサイトの復元が完了したら、無料サイトのコンテンツをエクスポートして元のサイトにインポートします。そうすることで、更新が必要なページや投稿だけが更新され、プラグインやその他の設定はそのまま機能します。

よくある質問

以前のバックアップの .tar.gz ファイルがあり、それを復元しようと考えています。どのようにすればよいですか ?

.tar.gz のバックアップファイルは、手動で復元する必要があります。方法については、「バックアップを手動で復元する」(ステップ4以降) のガイドに従います。

ある WordPress.com サイトを別の WordPress.com サイトに移行しようと考えています。Jetpack バックアップを使って移行できますか ?

移行はできますが、難易度の高い作業になります。このタイプの移行で推奨される方法は次のいずれかです。

  1. 移行元サイトから XML へのコンテンツのエクスポート「ツール」→「エクスポート」経由で行った後、移行先のサイトにインポートする。
  2. 移行プラグイン (All-In-One WP Migration など) を使用して移行元サイトのエクスポートを作成し、コンテンツを移行先サイトにインポートする。
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