お問い合わせフォームがパワーアップ

WordPress.com のお問い合わせフォーム機能が大幅にパワーアップしました。細かいフィールド設定をフォームビルダーを使って行ったり、ダッシュボードからフィードバック管理をしたりできるようになっています。

このお知らせを手短にお話しすると、「WordPress.com のお問い合わせフォームがアップグレードしました !」ということです。でも、これだけではあまりにも簡潔ですので、もっと詳しくご説明します 🙂

数ヶ月前僕たちは、お問い合わせフォーム (コンタクトフォーム) に必要なものは何だろう ? と考え始めました。この機能は厳密に言えば現在も「お問い合わせフォーム」ではありますが、実際にはそれ以外にも色々と活用できます。

まずは新しいインターフェース。手書きでショートコードを記入することも引き続き可能ですが、みなさんがもっと簡単にフォームを管理する方法を提供したかったのです。これを使うには、エディターの上にあるカスタムフォーム追加のボタンをクリックします。

お問い合わせフォーム追加ボタン

お問い合わせフォーム追加ボタン

すると、新しいカスタムフォームビルダーが開きます。

Form Builder

カスタムフォームビルダー

このフォームビルダーを使えば、シンプルながらパワフルなフォーム機能や外観をコントロールできます。よくある便利なカスタマイズ方法はこのようなものです。

  • フィールドの追加・削除
  • ドラッグ&ドロップでフィールドの順序を変更
  • 複数のフィールドからの選択 (テキスト、ドロップダウン、チェックボックス、ラジオボタン、テキストエリアなど)
  • フィールドを入力必須項目にする
  • フォームの送信先メールアドレスを指定
  • フォーム入力結果のメールの件名を指定

「Add this form to my post (このフォームを投稿に追加)」ボタンをクリックすることで、カスタマイズしたフォームのショートコードが挿入されます。何か忘れてしまった場合は、ショートコードを手動で編集することもできます。または、最初にクリックしたカスタムフォーム挿入ボタンをもう一度クリックすれば作成したフォームが読み込まれるので、編集して保存できます。

もしここで説明を終了しても、なかなか便利なアップグレードだと思っていただけるはずです。でも僕たちはもう一歩先に進むことにしました。

フォームの入力結果のメール送信に加えて、データは WordPress のデータベースにも保存されるようになりました。「コメント」の下に「フィードバック」というメニュー項目があるのに気づいた方もいるかもしれません。

フィードバックメニュー

ダッシュボードのフィードバックページ

フィードバック管理はコメント管理と似た形式になっています。Akismet スパムフィルターがスパムと判断したフォーム投稿については、「スパム」に分類されます。もし何らかの理由で Akismet が間違った判断をしてしまった場合は、「非スパム」操作を行えば、詳細が送信され、Akismet はこの失敗から学習することができます。そして、スパムでないと判断された時点でメールが再び送信されます。各フォーム投稿をゴミ箱に打仕入れしたり、完全に削除することもできます。

詳しくは最新版のお問い合わせフォームに関するドキュメンテーション [en] をご覧ください。インストール型 WordPress.org ブログをお使いの方には、この更新を Grunion Contact Form プラグインのバージョン 2.0 としてリリースしました。

この記事は Joseph Scott が WordPress.com 英語版ブログに投稿した「Not Just A Contact Form 」の訳です。機能について不明な点があればコメント欄または日本語フォーラムでご質問ください。

翻訳: マクラケン直子


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